2016年 08月 31日
人生3回目の開頭手術
なんと、今回は5年前に入れた人工骨が感染症を起こしてしまったのです。
眉の横の腫れが、感染症の症状が出ている部分です。
副鼻腔炎の頭蓋進展の結果、過去のくも膜下出血後の人工形成頭蓋骨に、副鼻腔炎の感染及び炎症が波及し、人工物であるレジン製の人工頭蓋骨に細菌感染を生じていると考えられます。抗生剤治療で感染が制御されることを期待し、抗生剤の点滴投与で経過を見ました。副鼻腔炎自体はある程度抗生剤で制御されていると判断される一方で、人工物であるレジンに波及したと考えられる感染・炎症を制御できませんでした。人工物には血液が流れていないため、人工物になんらかの原因で細菌感染が生じると、人工物の一時的な除去を行わないと感染症が治らないのが、人工物の欠点です。このため、感染が周囲の正常組織に波及しないように、人工物を除去します。
随分難しい手術をされたんですね。
都市部ではなく地方にも素晴らしいドクターがいらして、そして巡り合うことができて、本当に良かったですね。
今日から職場復帰でしたね。無理をされませんように。
いつもありがとうございます。
そうなんです。かれこれ50年前に、医学部の前身の医科大学を誘致してくださった当時の市長さんはじめ地元の有力者の皆さん、大学病院の関係者の皆さんに感謝です。
おかげさまで、なんとか2日は無事に終わりました。
5年後に感染があったのですね。
私も副鼻腔炎持ちなので常に感染の危険がありますから他人事ではありません。
ところで人工骨の素材はレジンとのことですが、これっていわゆる樹脂でしょうか。
私は素材を訊いたらセラミックと言われたので違うのですね。
どこで選択する素材の違いが出るのでしょうね。
セラミックとはいえ人工物なので、血管が通ることは期待できないかなあ、と思っています。
この時期は鼻づまりもあるし、年齢とともに体力も抵抗力も衰えるので今後が心配です…。
こんにちは。コメントありがとうございます。
ご無事で何よりです。
そうなんです。大学病院での受診も1年後から1年半に伸びたところでした。
レジンは、手術のその場で捏ねて作ったと、先生がおっしゃっていましたから、樹脂粘土のようなものかと・・・・
はがれた筋肉の厚みも上乗せして作ってくださったそうです。
素材の違いは、手術時の最先端かと思われます。
自然治癒力に期待できないのは悲しいですよね。
退院するときに、副鼻腔炎を再発したら?とお尋ねしたら、アラカンを迎えると、副鼻腔炎は起こりにくくなるとのことで、思わず苦笑いしていまいました。
寒くなると風邪もひきやすくなりますから、お互い気をつけましょうね。