前撮り


明けましておめでとうございます。
少しゆとりができたので、心機一転、ブログを再開することにしました。
何しろ、一昨年の手術以来、我が家は激動の日々が続き、ブログにいつまでも見苦しい写真が出てくるのを気にするゆとりもなかったのですが、おかげさまで、なんの支障もなく元気に過ごしています。

一昨年、私が入院している間に、ムスメとムスコの結婚があれよあれよという間に進展。
退院してからは両家顔合わせ、式場選び、衣装選びがほぼ同時進行で慌ただしい日々の中、ムスメは仕事の関係からさっさと入籍、引っ越しも済ませ、2016年末には前撮りの運びとなりました。

相良刺繍という、玉結びを延々と続けていくという気の遠くなるような技法で立体感のある鶴を描いた上品で華やかな白無垢。
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色打掛は、可愛すぎないピンクが、ムスメも私も一目で気に入りました。
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前撮り当日は、朝から山陰の冬らしいみぞれまじりの冷たい雨が降っていましたが、スタジオでの撮影が終わって、ロケーション撮影をするころには日も差してきて、なんとか無事に前撮りを終えることができました。

このあと、3月のムスコの出雲教での結婚式、5月はムスメの出雲教での結婚式とムスコのグアムでの結婚式、6月にはムスメの横浜での披露宴と続くのでした。

# by funochan | 2018-01-08 16:13 | うれしい | Comments(0)

人生3回目の開頭手術

先日、人生3回目の開頭手術をする羽目になりました。
1回目は5年前のくも膜下出血のクリッピング手術のため。
2回目はクリッピング手術の1か月後に人工骨を入れるため。
なんと、今回は5年前に入れた人工骨が感染症を起こしてしまったのです。
眉の横の腫れが、感染症の症状が出ている部分です。


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原因は副鼻腔炎でした。
以下、「症状と治療方法の説明」より抜粋です。

副鼻腔炎の頭蓋進展の結果、過去のくも膜下出血後の人工形成頭蓋骨に、副鼻腔炎の感染及び炎症が波及し、人工物であるレジン製の人工頭蓋骨に細菌感染を生じていると考えられます。抗生剤治療で感染が制御されることを期待し、抗生剤の点滴投与で経過を見ました。副鼻腔炎自体はある程度抗生剤で制御されていると判断される一方で、人工物であるレジンに波及したと考えられる感染・炎症を制御できませんでした。人工物には血液が流れていないため、人工物になんらかの原因で細菌感染が生じると、人工物の一時的な除去を行わないと感染症が治らないのが、人工物の欠点です。このため、感染が周囲の正常組織に波及しないように、人工物を除去します。

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というわけで、今回は、①レジンを除去 ②前頭部の頭蓋を一度切り離して副鼻腔粘膜を除去処理し、前頭骨を再度形成 ③レジンで覆っていた欠損部をチタンで形成ーという手術を一度に行っていただきました。

実は、これは一般的な方法ではないとのこと。

レジン抜去の後は、一般的には、半年間ないしは1年間の間を空けて、細菌感染が十分に治まったと判断される時期にレジンではない材料を用いて頭蓋の再形成を行うのがスタンダードな方法だそうです。
半年、場合によっては1年間も、頭蓋骨が一部欠損した状態で退院するのですから、欠損部分を保護するために保護帽をかぶって生活しなければなりません。

今回、家庭の事情により、そんなことはしたくないと訴えた結果、前述の②③を一時的に行う方法を考えて提案してくださいました。
もし、経過が不良なら再度開頭してチタン製頭蓋を除去。半年後に再度チタンで頭蓋形成というリスクも抱えていましたが、5年前、私を生かしてくださったドクターにすべてを委ねることにしました。

結果、手術は成功し、経過も良好で、1か月の自宅療養を経て9月1日から仕事に復帰します。
私のわがままを聞き入れ、オリジナルな方法を考え、実施してくださった脳外科のA教授には感謝の気持ちでいっぱいです。


CT画像をご覧になりたいかたはこちら
# by funochan | 2016-08-31 11:26 | くも膜下出血 | Comments(5)

作品展ふたたび

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母が作りためてきた古布のパッチワークキルトやかばん、樹脂粘土の花の作品展を開催します。
日時 6月4日(土)5日(日)10時~17時
場所 オープンスペースichi
袋物やブローチなど、小物の販売も行います。
お近くの方はどうぞお出かけください。
# by funochan | 2016-05-22 20:55 | アトリエひなた | Comments(2)

母の日には紫陽花


母の日といえばまっさきに思い浮かぶのはカーネーションですが、カーネーションに飽きた母たちのために紫陽花やバラ、ランなどを選ぶ人も増えているとか。
そんな中、お勧めなのが万華鏡という名の紫陽花。

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万華鏡は、島根県農業技術センターが育成した島根県オリジナル品種。
中心の色から縁の白色に向かってグラデーションになっていて、万華鏡のように見えるのが特徴です。平成24年に、花き新品種コンテスト「ジャパンフラワーセレクション2012-2013」の鉢物部門で「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」に輝きました。
25年・26年は出荷数が少なく、入手が困難でしたが、昨年あたりから市場にも出回りはじめています。
母の日は、ハハとイモウトと3人でランチが定番でしたが、今年はなかなかタイミングが合わず、イモウトは平日の休暇に二人でランチに行くことになり、ワタシは万華鏡を贈ることにしました。
といっても、一つ屋根の下にいるわけですから、自分のために買ったようなものですけど。

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ムスコが昨年の母の日にプレゼントしてくれたのが、幸福の木。
薬草×美活プロジェクトがなんとか成果を上げることができたのも、幸福の木のおかげだったかもしれません。
ところが、新年早々、仕事が忙しすぎて2カ月くらい水遣りもせずに放置。
3月になって、ハッと気が付いて土を見るとカラッカラに乾いていたので、あわてて水をやったのがいけませんでした。見る見るうちに葉が枯れてきたのです。近所の園芸店で見てもらったところ、急に水をやったためにびっくりしてしまったとのことでした。枯れた葉は容赦なく切り落とされ、こんな姿に。


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運がよければ、夏には新しい芽が出るから、週に1回、コップ1杯程度の水遣りをするように言われ、今のところなんとか忘れずに頑張っています。


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毎週、少しずつ、芽が成長しているような気がするのですが・・・。

# by funochan | 2016-05-07 22:13 | うれしい | Comments(4)

フレンチとイタリアン

4か月間、仕事漬けだった反動で、今月は堰を切ったようにお食事会を企画しました。

1回はいつもの3人でトロットセットへ。

冷たい前菜はたいていトロントセットサラダを選ぶのですが、今回は鴨にひかれてこちらを選びました。
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一見、お魚料理に見えますが、これは温かい前菜で、穴子ときのこのソテー。穴子と言えば白焼きかかば焼きか天ぷらの和食しか想像できなくて、どんな味付けなんだろうとワクワクして待っていました。
バルサミコソースの組み合わせが新鮮でした。
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お魚料理はタラのレモンソース。
白身のお魚にアスッコやスナップエンドウの緑が映えて、春らし色彩に感激のあまり、写真を撮るのを忘れていただいてしまいました。


お肉料理はマンガリッツァ豚のソテー。
聞いたこともない高級豚肉ももちろん美味しいのですが、トロントセットは付け合せの野菜も絶品です。
しかも色がほんとにキレイ。
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これだけ食べてもやっぱり注文せずにはいられないデザート。
春なので、イチゴのミルフィーユ。
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今月2回目は、3月1日にオープンしたばかりのイタリアン「鍛冶屋と料理
元々おじいちゃんが営んでいたという鍛冶屋を改装した隠れ家レストランです。
ドリンクはリンゴジュースやブドウジュース(写真左)やビール(写真右)やワイン(写真なし)。
残念ながらワタシはハンドルキーパーでした。
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真鯛とアスッコのサラダ
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揚げパンに生ハムがのっかってます。
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サルシッチャと金柑サラダ
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リゾット
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ピザが2種類
このピザを楽しみにしていましたが、期待を裏切らない美味しさでした。
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こちらでは、デザート珈琲もコースの中に入っています。
ティラミス。
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今月は燃え尽き症候群で、ぼんやりしているうちにもう月末。
美味しいお料理と楽しいおしゃべりでエネルギーもチャージしたので、新年度に向けてそろそろ活動開始です。


# by funochan | 2016-03-25 22:40 | おいしい | Comments(4)